2018年12月06日

【訃報】ジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領を悼む・・・湾岸戦争では圧倒的勝利で英雄になるも、公約違反の増税で国民にソッポを向かれ大統領選でまさかの敗北・・・最も印象に残る大統領でした





つい先日、ジョージ・H・W・ブッシュ元米
大統領がお亡くなりになりました。

すぐに書いておこうと思ったのですが、
時間がありませんでした。

今日、アメリカで国葬が行われたという
こともあります。

ちょっと触れておきましょう。

私にとってブッシュ大統領は、最も印象に
残っているアメリカの大統領です。

1990年、私はアメリカに留学し、94年
まで滞在しましたが、ブッシュ大統領は
90~92年まで大統領でした。

アメリカのニュースでは、当然ながら
大統領に関するニュースは毎日のように
流れます。

留学した当初は、私の英語力もどう
しようもないものでして、必死になって
覚えたものですが、その中には「ブッシュ
大統領の英語くらいは分かるようにして
おかないと」というモチベーションが
ありました。

徐々にブッシュ大統領の語る英語が
分かるようになってきて、私も自信が
ついたものですよ。

私がアメリカ留学中には、「湾岸戦争」
もありました。

あれは非常によく覚えています。

アメリカにとっては、泥沼化したベトナム
戦争での敗戦が重くのしかかり、「戦争
反対論」が多かったことを記憶しています。

しかし、ブッシュ大統領は、クウェートを
侵攻したイラクを決して許さず、米兵を
派遣すると共に、圧倒的なハイテク戦力で
イラクを短期間でたたきのめしました。

一躍、英雄となったブッシュ大統領。

支持率は90%を超え、92年の大統領選も
圧勝が予想されました。

ところが・・・。

その後、「税金は上げない(No new taxes.)」
との公約を破り、増税を断行したことから
一気に国民はソッポを向き始めました。

思えば、91~92年頃は日本ではバブルの
全盛期でしたが、アメリカ経済にとっては
どん底に近い時期でして、「なんとかして
経済復活を」という声がアメリカ国内には
多かった。

私の周囲でもブッシュ大統領の人気が
高かったとは決して言えず、92年の
大統領選では、ビル・クリントン氏に
まさかの敗北を喫し、その後も大統領に
返り咲くことはありませんでした。

今回、国葬まで行われたことに、私は
驚きました。

数々の報道では「米ソ冷戦を終わらせた
立役者」であるが故、国葬が行われる
ことになったものだと思われますが・・・。

正直、四半世紀前、湾岸戦争後の
不人気ぶりを考えれば、その死後、
国葬になることを予想した人は
いなかったのではないか。

冷戦終結はブッシュ大統領がという
よりは、ミハイル・ゴルバチョフ
ソ連書記長の力が最も大きかったと
私は思っています。

ただ、ブッシュ大統領のような
「決断力のある大統領」がいたから
こそ冷戦終結がより迅速に進んだ
とも言えます。

現在のアメリカがブッシュ大統領を
そこまで再評価していること、私は
単純にうれしかったですね。

四半世紀も経てば、政治家に対する
評価も変わります。

しかし、あの頃の世界の政治をリード
した政治家が、次々とお亡くなりに
なるのは、残念でなりません。

時代の流れとはいえ。

ブッシュ大統領のご冥福をお祈り
いたします。



*いくつかの関連著書、載せておき
ましょう。↓

















posted by あらやまはじめ at 15:19| 神奈川 ☔| 米大統領選 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする






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